#ADHD

2024年03月20日

発達障害のしんどいところ 疲れやさ

自覚のある症状として、
・気圧の変化に弱い。低気圧になると体調を崩すことが多いです。
具体的には頭痛と体のだるさ。漢方薬を処方してもらいましたが効果がありませんでした。
・街中や雑踏など、視覚、聴覚に洪水のように情報が流れ込んでくる場所だと、
注意集中と注意散漫が目まぐるしく行われ、その場所にいるだけで脳の処理が
追い付かず疲弊してしまう。
・対人緊張。人と接するだけで異常な緊張をするのでそれだけで疲れてしまう。

以上のような状態に晒されると、2.3日は疲れが抜けず眠れなくなり、
ベッドから起きだすことすらしんどい状況に追い込まれます。

それに加え、ASDの拘りの強さという特性が悪さをします。
私の場合は風呂に入らないと眠れない、という拘りがあるので、
どれだけ体がしんどくても風呂に入ってしまうので余計に疲れが増してしまいます。

その根っこにあるのは周囲の状況、変化への過敏さ、だと感じます。
ASDとADHDを併発しているので、悪い部分と悪い部分だけが重なって余計に
しんどさが増してしまっているのです。

ponkoturobota at 12:36|PermalinkComments(0)

2024年03月13日

発達障害のしんどいところ APD

APDとは聴覚情報処理障害のことです。
簡単に言うと、言葉は聞こえているのに内容が聞き取れない障害のことです。
耳の機能に問題がない。けれど脳の情報処理機能にバグがあって理解が追い付かない
障害と考えれば良いと思います。

例えば買い物に行った際、会計時に店員に言われた言葉、
店員「のあんpfなrなlrですか?」
最後の「ですか?」以外は何かごにょごにょ言っているようにしか聞こえないのです。
当然「え?何ですか?」と聞き返します。
店員「のふぁんらんpなんらkですか?」
私「え?」
店員「お箸は必要ですか?(少し怒り気味に)」
私「ああ、いりません」
というようなことが多いのです。

私の場合、
・低い声
・早口や小声
・背後で音楽がかかっている場合
・雑踏や飲み屋など人の声が多い場所
このような場合APDの障害が出るようです。

その結果、聞き返しや聞き誤りが多くなる。
長い話では理解が追い付かなくなります。

何度も聞き返して怪訝な顔をされたり、ちゃんと話を聞いていないと相手を怒らせた
トラウマから、聞き取れないことでも適当に笑ってごまかしたり曖昧な返事をしたり、
聞き流すことが癖になっています。
結果として、話の通じない面倒な人間だと避けられるようになる。
中にはすかしている。人を見下していると嫌悪を感じる人すらいます。
最終的には孤立する。という負のサイクルに陥ってしまうのです。

あくまで脳の処理機能の問題なので補聴器などを使っても症状は改善しない。
治療方法すらないのが現状なのです。

ponkoturobota at 11:37|PermalinkComments(0)

2024年03月06日

発達障害のしんどいところ 自責の沼

発達障害のしんどいところとして、
「軽い言葉が自己否定されているように聞こえる」があります。

例えば「ドアを閉めるとき、もう少し優しくしめるようにして」
と相手が軽い注意をした時でも、発達障碍者にとっては死刑宣告のように
聞こえるのです。

長年の自己肯定感の低さからくるものでしょうか。
まるでお前は人間失格だ、と激しく咎められているように感じてしまうのです。
そしてグルグルと自分を責める負の感情のスパイラルに陥っていきます。

「皆に迷惑をかけていたんだ」
「注意した人は自分を憎く思っていたんだ」
「その場の人皆が自分を嫌っているに違いない」
などなど。負の感情が次から次に湧き上がってきます。
自分を責める言葉がいくらでも湧いてくるのです。

それはその場を後にして、眠る前、眠っている時も続きます。
そして目覚める時、最悪の重い気分で「死にたい。消えたい」と負の感情に
飲まれてしまうのです。そうなってしまうと落ち込むのは気分だけではありません。
体が異常に重く感じられ、起き上がることすら辛い状態になってしまうのです。

そして後日自責の念から相手に詫びるのですが・・。
些細な注意として相手は覚えていない、逆に困惑されるということが多々あります。
このような出来事が重なると、相手を疲れさせます、関わりたくない面倒な人間と認定されます。
これもまた相手を疲弊させるカサンドラの一つの形なのです。


ponkoturobota at 12:11|PermalinkComments(0)

2024年02月28日

発達障害と仕事

仕事。これが発達障害にとって一番の難題かもしれません。

発達障碍者の特性は一般的な仕事をする上でマイナスにしかなりません。
(特殊な才能があって社会に受けいれられている方は除きます)
コミュニケーションの取れなさ、拘りの強さや感覚の鈍さ、視覚や聴覚などの鋭敏さ、
動作のぎこちなさ、物忘れ、臨機応変な対応が出来ない、疲れやすさ、異質な存在感、
周囲をイラつかせる、マルチタスクが苦手、衝動的な行動や言動など。
 
どのような仕事でもコミュニケーションが苦手なのは致命的です。
出来る仕事はかなり限られているといって良いと思います。
条件を抜き出すなら、
・規則やマニュアルのある仕事
・拘りや専門性を生かせる専門職
・臨機応変な対応を求められない仕事(ルーティンワークなど)
・人とのコミュニケーションが少ない仕事(倉庫作業、職人など)
・視覚情報がメインの仕事。(メールでのサポート業務など)
となるでしょうか。

専門職以外は職種が限られていると言わざるを得ません。

それでも一般的な仕事では人間関係が避けて通れません。
仮に理想に近い環境の職に就けたとしても、人間関係の躓きで
職を転々とする発達障碍者は珍しくありません。
職場での孤立。特性ゆえの失敗続きで上司や同僚から見放され、居たたまれず
職場を去ることが多いようです。

先のエントリーで書いた叔父の場合、新卒時こそ大手企業に入りましたが、
人間関係で躓いてドロップアウトして以来、人を避けるような仕事を選んで
働いてきました。工場勤務や警備員、タクシー運転手等が主だったようです。
しかしなまじ大学を出ていたばかりに2.3年務めると昇進の話が
持ち上がり、昇進を避ける=管理職になることを避けるために職を転々としていました。

叔父は最終的には酒に溺れて亡くなってしまいました。
同居していた祖母(叔父にとって母親)が亡くなって以来、社会から孤立していき、
自暴自棄になった叔父は仕事もやめ、酒に溺れた末に体を壊してなくなったのです。
(発達障碍者の最後はこのような亡くなり方が多いようです)

話が脱線しました。
話を戻すと、発達障碍者は下流職が主な故に給料に関しても諦めが必要となります。
それでも働けている障碍者はまだマシと言っても良いのが実情です

ponkoturobota at 11:08|PermalinkComments(0)

2024年02月21日

発達障害者は子供を作るべきかいなか?

発達障害者の人生は地獄です。
生涯に渡ってついて回る孤独、虐め、そして二次障害の苦しみ。
発達障害が遺伝してしまい、自分の味わってきた地獄のような苦しみ、
今もなお続いている苦しみを次世代に伝えるのは罪とさえ感じます。

遺伝しないという可能性はあるかもしれません。
その場合、発達障碍者に育てられた子供は幸せか?といえば、
幸せではないと答えるほかありません。
発達障害は人の気持ちが理解できない、疎い障害です。
言い換えれば無意識の内に周囲にモラハラを繰り返してしまう障害ともいえるのです。
人の気持ちの理解できない親に育てられた子供が幸せになれるか?
幸せになれないとは言い切れません。しかし、ネグレクトゆえに幸せになれない
可能性の方が遥かに高いと感じられます。
仮にその子本人が幸せになれたとしても、その次の世代、さらに次の世代が重荷を背負って
生まれてくる可能性が非常に高いのです。それは呪いに近いと感じられます。

あくまで私個人の意見としては
発達障害者は子供を作るべきではないと思います。
発達障碍者の地獄は本人だけで終わりません。
家族や親せき、周囲の人々を巻き込むタイプの地獄なのです。
そのような地獄は根絶すべき。不幸の芽は減らすべき、
というのが私の考えです。

ponkoturobota at 20:49|PermalinkComments(0)