2023年04月
2023年04月12日
ギフテッド
先にも話したように互助会には必ず「仕切り屋」がいました。
それらの大半が「ギフテッド」と言われる存在でした。
簡単に言うなら
「特定分野の勉強や芸術、運動、リーダーシップなどで突出した
才能を持つ人のこと」となります。
(特定分野に全ての能力を全振りしてしまい、
対人関係や社会的な能力が異常に低い人、とも言えます)
経営者でいうならイーロンマスクが有名です。
芸術の分野だと独特の色彩感覚などで
成功しているギフテッドも意外に多いようです。
仕切り屋の大半が高IQの持ち主で有名大学を出ていました。
(聞かれてもいないのに出身大学のことをにおわせたり、
経歴を語るのです)
華々しい経歴を誇ってはいても、対人関係や社会性の欠如
(空気が読めない。時間が守れないなど)で躓いて現在は無職など、
経歴とは相反する現状にいるのが実情でした。
(そもそも成功者は互助会に来ないので当たり前と言えば
当たり前なのですが)
現状の救われ無さ故にギフテッド以外の人間を見下して
自己満足に浸っているような部分が多々見受けられるのです。
引いた目で見るならば互助会に参加しているのは
弱者タイプの発達障害者。
ギフテッド、非ギフテッド、どちらも社会に受け入れられない
悩みを持つ者が大半だったのです。
にも関わらず弱者の中でも上下関係を意識せずにいられない
ギフテッドは悲しい存在と言えるかもしれません。
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それらの大半が「ギフテッド」と言われる存在でした。
簡単に言うなら
「特定分野の勉強や芸術、運動、リーダーシップなどで突出した
才能を持つ人のこと」となります。
(特定分野に全ての能力を全振りしてしまい、
対人関係や社会的な能力が異常に低い人、とも言えます)
経営者でいうならイーロンマスクが有名です。
芸術の分野だと独特の色彩感覚などで
成功しているギフテッドも意外に多いようです。
仕切り屋の大半が高IQの持ち主で有名大学を出ていました。
(聞かれてもいないのに出身大学のことをにおわせたり、
経歴を語るのです)
華々しい経歴を誇ってはいても、対人関係や社会性の欠如
(空気が読めない。時間が守れないなど)で躓いて現在は無職など、
経歴とは相反する現状にいるのが実情でした。
(そもそも成功者は互助会に来ないので当たり前と言えば
当たり前なのですが)
現状の救われ無さ故にギフテッド以外の人間を見下して
自己満足に浸っているような部分が多々見受けられるのです。
引いた目で見るならば互助会に参加しているのは
弱者タイプの発達障害者。
ギフテッド、非ギフテッド、どちらも社会に受け入れられない
悩みを持つ者が大半だったのです。
にも関わらず弱者の中でも上下関係を意識せずにいられない
ギフテッドは悲しい存在と言えるかもしれません。
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2023年04月05日
互助会の負
最初の互助会はとても心地良いものでした。
私はその心地よさ-人との触れあいの温もりを求めて
様々な互助会に参加するようになりました。
本当に様々な互助会がありました。
(ネットには様々な互助会の情報が流れています)
例えば中年のみや、働いている方のみ、
発達障害診断済みの方のみ、グレーゾーンの方のみ、
男性のみ、女性のみなど。
人数も5人程度で一つの座を囲む小規模な物から、
20人を越える参加者でテーマごと(仕事や薬、人間関係、
治療に関する疑問等)に分かれて座を囲むような大きめの会など。
参加費用も無料から500円程度のものや、
三千円を越える参加料を取る会など、費用も様々でした。
(費用によってどのように違うのか?
費用よりも参加者の質次第な部分があります。
ある程度の額の会は就労できている人が多い=障害の軽い人が多い
とは言えるかもしれません)
互助会も主催者の考え方によって特色があるのです。
私はそのような場でも浮いていました。
帰りに連絡先を交換しているような参加者も少なくはなかったのですが、
私は一度もそのようなことはありませんでした。
しかし心地良い場所だったことは確かです。
(大きな場ではうまく溶け込めずに苦痛でしたが、
少人数の会はとても心地が良かったのです)
参加者は大なり小なり同じ悩みを共有している方だけです。
つっかえつっかえ話したり、言葉足らずだったとしても、
誰も馬鹿にしたりすることなくちゃんと話を聞き、
自分なりの考えを伝えてくれます。励ましてもくれます。
何度も参加していると挨拶する程度の顔見知りも出来てきます。
そのような場で自分の気持ちを吐き出すことはとても心地良く、
普段人との接触のない私にとって、人との繋がりの感じられる
得難い場所でもあったのです。
週末の互助会に参加する、
それが私の楽しみとなっていきました。
無論楽しいことばかりではありませんでした。
10回近く参加した頃でしょうか。
最初は高揚して目に着かなかった互助会の負の部分が
徐々に見えてきたのは。
どの会でもかならず仕切り屋が存在するのです。
例えば冒頭の挨拶で「今日は悩みを話すのをやめて
前向きなことだけ話しましょう」など、自分のルールを当たり前のように
押しつけてくるのです。
むろん主催者はやんわりと制止します。
しかしその手の仕切り屋は受け付けません。
自分のルールに従わない人間をにらみ付けたり、威圧してくるような
場面に多々遭遇したのです。
仕切り屋はまだ我慢出来ました。
(大抵は主催者が制止するか、
それでも聞かぬ場合は退場させられます)
私が決定的に互助会から離れた理由…。
それは「発達障害者で商売をしようとする人間」の存在でした。
ある互助会に参加した時の出来事です。
互助会の主催者は「発達障害」に関する本を何冊か出版している
男性でした。事ある事にそれとなく自分の本の宣伝をしてくるのです。
まず本のセールスに辟易しました。
それに加え、「ライター」が紛れ込んでいたのです。
自分も発達障害だと自己紹介した男性がいました。
しかし、会の最中ずっとPCで文字を打ち込んでいます。
時折質問をしては参加者の返答をパチパチと打ち込んでいるのです。
さらに良く見れば男性の手元には録音機材が置かれていました。
明らかに発達障害者を装ったライターの取材活動だったのです。
この手の人間は取材だということを明かすことはしません。
あくまで発達障害者を装って互助会に紛れ込み情報を引き出そうとするのです。
弱者商法とでも言うのでしょうか。
どうやら発達障害という分野で食っている人間も少なくないようで
参加した互助会で何人かの「ライター」のような存在と遭遇しました。
その手の人間は自分の悩みなど話さずに「取材」口調で聞きたいことばかり
聞いてメモをしているので存在はすぐ解ります。
「クローズな場」だからこそ安心して悩みを打ち明けることが出来たのです。
発達障害を食い物にするような存在と遭遇するたびに幻滅していき、
やがて参加すること自体やめてしまったのです。
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私はその心地よさ-人との触れあいの温もりを求めて
様々な互助会に参加するようになりました。
本当に様々な互助会がありました。
(ネットには様々な互助会の情報が流れています)
例えば中年のみや、働いている方のみ、
発達障害診断済みの方のみ、グレーゾーンの方のみ、
男性のみ、女性のみなど。
人数も5人程度で一つの座を囲む小規模な物から、
20人を越える参加者でテーマごと(仕事や薬、人間関係、
治療に関する疑問等)に分かれて座を囲むような大きめの会など。
参加費用も無料から500円程度のものや、
三千円を越える参加料を取る会など、費用も様々でした。
(費用によってどのように違うのか?
費用よりも参加者の質次第な部分があります。
ある程度の額の会は就労できている人が多い=障害の軽い人が多い
とは言えるかもしれません)
互助会も主催者の考え方によって特色があるのです。
私はそのような場でも浮いていました。
帰りに連絡先を交換しているような参加者も少なくはなかったのですが、
私は一度もそのようなことはありませんでした。
しかし心地良い場所だったことは確かです。
(大きな場ではうまく溶け込めずに苦痛でしたが、
少人数の会はとても心地が良かったのです)
参加者は大なり小なり同じ悩みを共有している方だけです。
つっかえつっかえ話したり、言葉足らずだったとしても、
誰も馬鹿にしたりすることなくちゃんと話を聞き、
自分なりの考えを伝えてくれます。励ましてもくれます。
何度も参加していると挨拶する程度の顔見知りも出来てきます。
そのような場で自分の気持ちを吐き出すことはとても心地良く、
普段人との接触のない私にとって、人との繋がりの感じられる
得難い場所でもあったのです。
週末の互助会に参加する、
それが私の楽しみとなっていきました。
無論楽しいことばかりではありませんでした。
10回近く参加した頃でしょうか。
最初は高揚して目に着かなかった互助会の負の部分が
徐々に見えてきたのは。
どの会でもかならず仕切り屋が存在するのです。
例えば冒頭の挨拶で「今日は悩みを話すのをやめて
前向きなことだけ話しましょう」など、自分のルールを当たり前のように
押しつけてくるのです。
むろん主催者はやんわりと制止します。
しかしその手の仕切り屋は受け付けません。
自分のルールに従わない人間をにらみ付けたり、威圧してくるような
場面に多々遭遇したのです。
仕切り屋はまだ我慢出来ました。
(大抵は主催者が制止するか、
それでも聞かぬ場合は退場させられます)
私が決定的に互助会から離れた理由…。
それは「発達障害者で商売をしようとする人間」の存在でした。
ある互助会に参加した時の出来事です。
互助会の主催者は「発達障害」に関する本を何冊か出版している
男性でした。事ある事にそれとなく自分の本の宣伝をしてくるのです。
まず本のセールスに辟易しました。
それに加え、「ライター」が紛れ込んでいたのです。
自分も発達障害だと自己紹介した男性がいました。
しかし、会の最中ずっとPCで文字を打ち込んでいます。
時折質問をしては参加者の返答をパチパチと打ち込んでいるのです。
さらに良く見れば男性の手元には録音機材が置かれていました。
明らかに発達障害者を装ったライターの取材活動だったのです。
この手の人間は取材だということを明かすことはしません。
あくまで発達障害者を装って互助会に紛れ込み情報を引き出そうとするのです。
弱者商法とでも言うのでしょうか。
どうやら発達障害という分野で食っている人間も少なくないようで
参加した互助会で何人かの「ライター」のような存在と遭遇しました。
その手の人間は自分の悩みなど話さずに「取材」口調で聞きたいことばかり
聞いてメモをしているので存在はすぐ解ります。
「クローズな場」だからこそ安心して悩みを打ち明けることが出来たのです。
発達障害を食い物にするような存在と遭遇するたびに幻滅していき、
やがて参加すること自体やめてしまったのです。
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